【きみくら】『燻製香味 炭火の茶』レビュー

きみくらさんのお茶「燻製香味 炭火の茶」を飲んだ感想をご紹介します。
購入する際の参考にしてみてください。

燻製香味 炭火の茶の基本情報

燻製香味 炭火の茶
種類 緑茶(煎茶)
ブランド きみくら
フレーバー
内容量・価格 50g桐箱入 : 2,376円(税込)
入手できる時期等 数量限定
甘み・渋み・旨み 甘み : 普通〜強め
渋み : 普通〜強め
旨み : 強め
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燻製香味 炭火の茶の特徴

焙炉(ほいろ)を使って炭火で火入れをした深蒸し茶です。
機械ではなく手作業で仕上げられた限定のお茶で、スモーキーな深みのある味わいが特徴。

茶葉

1mm程度の細かい茶葉が多く、ところどころに細長い針のような葉や茎がみられます。
色は深緑色のものが多いです。
燻製っぽい香りはマイルドで、栗のような甘い香りの中にほのかにスモーキーさを感じる程度です。

燻製香味 炭火の茶をいれてみる

以下、商品の説明に記載されているいれ方です。

いれ方(180cc)
茶葉の量 6g
湯温 80℃
浸出時間 30秒

○説明通りにいれてみる

茶葉の量6g・約80℃のお湯180ml・30秒でいれてみました。

水色

ややにごりのある黄味の強い黄緑色です。

香り

焼き芋や焼き栗のようなほんのり香ばしく甘い香りにほんのり炭の香りを感じます。
茶葉の時よりも炭の香りだとはっきり感じます。
鼻に抜ける香りには炭っぽさは少なく甘い香りが残ります。

味わい

口に含むとまず甘みとわずかな渋み、後から旨みがじわーっと広がっていきます。
飲む直前〜口に含むくらいまでは炭の香りが際立ってやや重ためな印象ですが、飲み終わりはすっきりとしています。

2煎目以降はどんな感じ?

2煎目

熱湯180ml、約10秒で浸出。
炭の香りがほのかに残っています。
味わいはやや薄くなっていますがまだ甘みや旨みは感じられます。渋みは後味に少し感じられます。

3煎目

熱湯180ml、約10秒で浸出。
炭の香りはあまり感じなくなってきました。甘い香りが強め。水色が暗めの黄緑色になりました。
飲んでみると最初に少し渋みを感じ、その後甘みをしっかりと感じます。
後味にはまだ旨みが残っていてまだ飲めそうな感じです。

4煎目

熱湯180ml、注いですぐにいれました。
炭の香りはもう無いように感じました。甘い香り。水色は3煎目同様暗めの黄緑色です。
渋みはほぼ無いです。甘みと若干旨みが感じられて、1煎目と比べたらだいぶ淡白ですがまだお茶として楽しめました。

○高温でいれてみる

茶葉の量6g・熱湯180ml・30秒でいれてみました。

水色

にごりのある濃いめの黄緑色です。
やや黄味が強め。

香り

顔を近づけると炭の香りがよくわかります。そして、奥の方から焼き芋のような甘い香りがじわーっと出てきます。
飲んだ後には火入れの強い少し香ばしい緑茶の香りとほのかな炭の香りが鼻に抜けていきます。

味わい

まず最初に渋みを感じますが同時に旨みや甘みもしっかり感じるので嫌な感じはしません。
口に含んだ瞬間にぎゅっと凝縮された渋み、まろやかな旨み、甘みがあって次第に柔らかい味わいへと移り変わっていきます。後味は甘みのある旨みが残ります。

しっかりと濃い味わいですが、重たい印象はあまり感じず終始まろやかで柔らかい印象でした。

○低温でいれてみる

茶葉の量6g・約70℃のお湯180ml・30秒でいれてみました。

水色

ややにごりのある黄緑色です。

香り

説明通りのいれ方や高温の時のような炭の香りはあまり感じません。
緑茶自体のさつまいものような甘い香りがややスモーキーかな?という程度です。
飲んで鼻に抜ける香りも甘い香りがしっかりとしていて炭っぽさはほぼ感じません。

味わい

渋みがほとんど無く、とにかくまろやかで甘みが強いです。
舌ざわりが少しざらっとしていて甘みの強い旨みがまとわりつくような味わい。
いちばん万人受けする味わいはこのいれ方かなという印象でした。

燻製香味 炭火の茶に合うおやつ

炭の香りが特徴のお茶で、なおかつ甘みや旨みがしっかりとしているお茶なのであまり味や香りの主張の強くないおやつ、もしくは少し香ばしい香りのおやつと合わせやすいです。

素焼きナッツ

個人的におすすめしたいのは素焼きナッツ。
炭の香りとほんのり香ばしいナッツの組み合わせが最高です。味わいも素朴なのでお茶のまろやかさや甘さも楽しめていい感じ。

まとめ

というわけで、きみくらさんのお茶「燻製香味 炭火の茶」をご紹介しました。


炭火で火入れをしたお茶ということで本当に炭の香りが感じられて新感覚なお茶でした。
「燻製香味」と入っているので松の葉で燻したラプサンスーチョンのような香りを想像していたのですが、思ったよりも「炭」という感じで燻製茶ともまた違う印象を受けました。
燻製茶よりもエキゾチックな雰囲気だな〜という印象。


個人的には高温でいれた時がいちばん香りと甘み・旨み・渋みの一体感があって好きなのですが、結構強めに渋みが出るので渋みが苦手な方は説明通りのいれ方がいいのかなと思います。
ただ、説明通りのいれ方でも結構渋みは感じます。

低温でいれれば渋みは無くなりますが、今度は炭の香りまで無くなってしまうのであまりおすすめはできないです。(このお茶の良さが無くなってしまうので・・・)

ちなみに茶葉の量を半分でいれると厚みのあった旨みが少し減って甘みが強くなったように感じました。

やはり6gで高温でいれるのを自分はプッシュします!!



きみくらさんの公式オンラインショップで購入できるので気になる方はぜひ飲んでみてください〜!

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