こんにちは。白猫っちです。
今回は紅茶に関する豆知識の記事です。
紅茶の種類について調べてみました。
代表的な紅茶の種類
以前の記事で、
紅茶も緑茶も元となる葉っぱの植物は全て同じと書きました。
![](https://nekottea.com/wp-content/uploads/2019/03/IMG_8047-160x90.jpg)
ですので、紅茶ももちろんみんな同じ植物からできています。
では、なぜ紅茶の中に種類があるのでしょう?
それは生産される国の気候や風土が異なるからです。
同じ日本国内でも、産地によって味が違うものがあると思います。
代表的なものでいうとお米になるのでしょうか。
紅茶もお米と同じように、
育つ場所の気候、地質、水質など様々な要因で
品質や風味に違いが出てくるのです。
ここからは、代表的な種類の紅茶を5つピックアップしてご紹介していきます。
・ダージリン
・アッサム
・セイロン
・ウバ
・キーマン
こちらの5つです。
さっそくダージリンから見て行きましょう。
ダージリン
まず最初にダージリンです。
世界三大茶葉のひとつで、
「紅茶のシャンパン」と呼ばれることもあるダージリンは、
インドのダージリン地方で生産されています。
ダージリン地方は、
東ヒマラヤ山麓に位置しており、
標高2,000mの高地から谷底にかけて茶樹が植えられています。
日中の直射日光と夜間の冷え込みによる寒暖差で、
霧が発生し、
それがダージリン特有の風味を作り出す要因となります。
生産期は3月〜11月までと長く、
その時期によっても風味が異なってきます。
ですので、その時期を3つに区切り、
それぞれの時期に取れた茶葉に対する呼び方があります。
ファーストフラッシュ(一番摘み)
ダージリン地方では、
3~4月に軽い雨期が訪れるそうで、
その雨期が到来すると茶樹が柔らかい新芽で覆われるそうです。
そして、収穫量が少ないため、高値で取引されるのも特徴のひとつです。
茶葉の見た目は、
少し緑がかっていて、水色も淡いオレンジ色。
一瞬緑茶かと疑ってしまうくらいの色です。
![](https://nekottea.com/wp-content/uploads/2019/04/IMG_9074-160x90.jpg)
こちらの記事に写真がありますので、参考にしていただければと思います。
若々しく力強い味わいで、
普段飲んでいる紅茶のイメージとは少し違うようなフレッシュさ溢れる味です。
ストレートティーで味わうのが定番だそうです。
セカンドフラッシュ(二番摘み)
5~6月に収穫されるのがセカンドフラッシュです。
セカンドフラッシュは茶葉の色が、茶褐色になります。
味・コク・香りともにセカンドフラッシュが、
最も充実していて、
最高級品とされているそうです。
水色は、明るく若干濃いめのオレンジ色です。
ファーストフラッシュよりも渋みとコクが増し、
ダージリンの代名詞とも言える「マスカット・フレーバー」があるのもこのセカンドフラッシュです。
このマスカット・フレーバーは、
ぶどうの一種であるマスカットを口に含んだような香りということで、
とても爽やかな香りです。
ストレートティーでこの香りを楽しむのが格別です。
オータムナル(秋摘み)
こちらは、10~11月。
雨期の後の乾燥期に取れるものが、オータムナルです。
茶葉は厚くしっかりとしていて、味にはさらに渋みが加わります。
水色は赤みがかった濃いめの色になります。
渋みが増してくるので、ミルクティーにするのがおすすめのようです。
まとめ
…というわけで、
ダージリンについてでした。
まだ、1つ目しかご紹介していませんが、
長くなってしまいそうなので、
2つ目のアッサム以降はその2で紹介したいと思います!
お楽しみに!
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