こんにちは。白猫っちです。
ルピシアのポルトボヌールレポ6日目、「煙突掃除人×ラタタン」です。今回からフレーバーティーゾーンに突入です。
どんなフレーバーが来るか楽しみです。ワクワク。
幸福のシンボル「煙突掃除人」の由来は?
今回のポルトボヌールのティーバッグに描かれているモチーフは全て幸福のシンボルということなのですが、今回の煙突掃除人はピンとこなくて「・・・?」となっていました。しかし、調べたらちゃんとこの煙突掃除人にも幸福のモチーフである由来があるので早速見ていきましょう。
今回のパッケージは、藍色というか灰色というか…煙突の中のススのイメージなのでしょうか?その真ん中に描かれているのが、煙突掃除人らしき少年が立っています。まだ、幸福のシンボル感はないので、小冊子を見てみました。
絵本などでサンタクロースの訪問口として知られているように、近世まで西洋の住宅の多くは、暖炉や台所のかまどにつながる煙突を設置しており、煙突に溜まったススや灰の放置は、換気が進まず家中が煙だらけになる困った状況を意味していました。
ポルトボヌール同封の小冊子p11より
つまり、汚れが溜まった煙突を掃除してくれる煙突掃除人は幸運を持ち込むということなのですね。
天界に近い屋根の上で軽々と移動しながら、ワイヤー付ブラシを自由自在に操り煙突を掃除する煙突掃除人が、家庭に幸福を呼び込む象徴とされたのは当たり前ということらしいです。
そんなことで、現在でもイギリスの一部では煙突掃除人を結婚式に招待する習慣があるそうです。
煙突掃除人から想像する紅茶ラタタン
煙突…煙…スモーキーな感じ?とも思ったのですが、ススを掃除してくれているはずなので違うかなというところで、「家庭に幸福を呼び込む」というところに注目して考えてみました。
まず、家庭なので子どもでも飲めるようなお茶かな?と思い、甘い香りの紅茶を想像しました。しかし、家庭で味わうので大人も楽しめる甘すぎない感じでもあるのかなと考えました。
想像はこんなところで、実際に飲んでみましょう。
ラタタンはどんなお茶?
茶葉はこんな感じです。細かめな茶葉の中に、少し大きな葉が混ざっている感じです。今回はフレーバーティーなのでバニラが混ざっているようです。開けた瞬間の香りもふわっと特徴的な香りがしました。
抽出時間は1~2分と少なめです。
水色はこんな感じです。そこそこ濃いめの色です。でも、渋そうな感じは見受けられない印象です。
実際に飲むとふんわりとバニラの香り。わたしは甘い香りの紅茶をストレートで飲むのが苦手なのですが、このラタタンは甘さが絶妙でストレートでも美味しく飲めました。バニラの香りが鼻を通るとスッと紅茶の香りになる気がします。
また、味もバニラを引き立たせる感じで、ふわっとした紅茶自体の甘みが感じられます。焼き菓子やクロワッサンとの相性が抜群とのことですが、おやつタイムや朝食に合いそうな感じです。甘いだけじゃなくて、優雅な感じもあるのがまた良いです…。
ちなみにアッサムをベースにセイロンなどをブレンドした紅茶のようです。もちろんミルクティーとの相性も抜群です!
煙突掃除人×ラタタンのまとめ
家庭に幸福を呼び込む煙突掃除人をモチーフにした紅茶ということで、予想した通り家族で楽しめそうな甘い香りの紅茶でした。
大人から子どもまで家族で楽しめるような、フレーバーティーにしては人を選ばない素敵な味わいでした。優しい気持ちになれるお茶でした。
7日目の明日は、「蹄鉄×アールグレイ」です。
また一見、幸福とは程遠そうなモチーフですが、どんな由来があるのでしょうか。楽しみです。
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